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輪島地の粉や布着せに代表される丁寧な下地仕事によって生み出される堅牢さが輪島塗の特徴です。しっとりと落ち着いた艶と高台が大きくどっしりとした器形。あたたかい物は冷めにくく、唇に触れた時のやさしい触感は土ものやガラスなど他の素材を寄せ付けない幸福感に満たされます。名前の通り毎日の使用に適したお椀です。
参考サイズ
約直径12.8cm高さ8.4cm
「漆器のお取扱いについて」
使用後は水かお湯で簡単に汚れが落ちます。油もののあとや、においが気になる場合は研磨剤の入っていない中性洗剤できれいになります。酸やアルカリ、塩分、アルコールにも強い漆ですが直射日光に当てたり、沸騰したての熱湯を注ぐと変色や割れの原因となりますので注意してください。電子レンジや食洗機の使用はできません。痛みの状態によってはお直しも可能ですので遠慮なくお問い合わせください。
『赤木明登』
塗師。岡山県生まれ。編集者を経て1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修業後、1994年に独立。以後、輪島でうつわを作り続け、各地で個展を開催。現代の暮らしに息づく「ぬりもの」の世界を切り開く。